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第1章 バカの帰還

『おかえり〜蓮！』

『おかえりなさい〜』

『っす…』


空港で俺を出迎えるのは
我が社の自慢の（？）ブレーン３人


我が社？

ん…あぁ
俺、一応会社経営者やってるから。
社員、部下がいるのは必然てなことで。


スタートアップ企業？

今風に言うならベンチャー企業ってカテゴリかな。



『おす。おつかれ』



社長お荷物お持ちします！

社長お車あちらです！

社長、本日のご予定は〜…




とかって？




ないないない（笑）

んなもんないって



そんな甘いもんじゃないって♪
っていうか、そんな時代じゃないっていうかね



３人もお出迎え、並んでて？


あー、いや、こいつらは・・・





『蓮〜おみやげは♪？』

『良い情報入ったんだろうねえ？』

『コレ、明日からのスケジュール。よろしく』






『…テメーら（笑）』



まぁ…時代も然り

うちの・・・〃社風〃ってとこじゃないかね




ろくでもない？

ま、そんなもんでしょ