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Lovers Game 〜光と影〜
第5章 強さは弱さ
『ハァ…なんであたしが…❝こんなもの❞・・』


仕事帰りの廉が、別方向の電車に乗り換える


❝あのバカ…よりによってうちの前に、落としていくなんて❞


ピロン…

『…晴人?・・今日は遅くなる・・・か
あー、、でも好都合かな、行っちゃおう』

廉はスマホに入った連絡を確認すると
急ぎ足を緩めて電車を降りた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ガチャ・・・そぉ~・・

❝あの後❞廉はバット片手にドアの外を確認した

『・・・ホ』

❝さすがにいないわね。なんだったの。ていうかなんでウチ知ってるのよ…勘弁してよまったく❞


パサ・・・


『ん?・・』


ドアを閉めようとした廉のつま先に紙製の大きな封筒が当たった。

『郵便?・・・ドアポスト入らないからって?ドアの前にポイ捨て?仕事はちゃんとしなさいっての・・もう』

パンパン‥‥

地面の埃をはらって拾い上げる


『あれ・・・宛名、、ない、、封も』

落し物?・・・キョロキョロ・・


『。。・・・〜チョット…ごめんなさい』

廉は封のされてないそれの中身を取り出した



『・・・。・・・。・・・ぇ』





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