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Lovers Game 〜光と影〜
第5章 強さは弱さ
ピンポーン・・・


『・・・』
❝二度と来るかと思ってたのに❞


廉はオフィスビルの最上階…テナントのインターホンを押す



煌『はいー。・・・あ!❝廉ちゃん❞どうしました?』

前の一件から、煌牙が少し親しみを込めた接し方で応対してみてた


『ぁ・・の、落し物…届けに』



煌『落し物?・・・ん、でもこれ』



『御宅のボスに・・』



煌『・・・えーと…』




『あ!…開けない方が…いいと…思う。あ…たしはみてないよ?』



太『・・・❝見た❞って言ってるようなモンじゃん』


ボソッと太牙が後ろからチクリと一言



『見てないってば・・・』



太『宛名も社判もない封筒の中を見ずにお届けね…すごい特殊能力』



『う…』


煌『コラ太牙(苦笑)…つまりはまた・・蓮が、ご迷惑をかけた・・・のかな?』



『べ・・・つに』

廉は出てきそうな言葉を喉元で飲み込んだ

❝今あたしが余計な事言えば、この人たちは、また下げなくて良い頭を下げなきゃならなくなる❞


ガサガサ・・・
煌牙がササっと書類を見てすぐにしまう


煌『あーぁ(苦笑)…(※外に落とすなよこんなモンを、あのバカ)』



『あ・・ちょ…っと・・・』



太『・・。〜やっぱ見たんじゃん』



龍『社外秘?ロックもかけずに…呆れた(笑)~紙で持ち歩くなっていってるのにね
どうする?…廉さんが届けてくれたって言ったら、また❝口実❞にして迷惑かけると悪いよね?』

煌『口実なくても既に迷惑かけに行ってるらしいじゃん?
んー・・・どうするか』

太『❝持ってくの忘れた❞っぽく社長室のデスクに置いとけば』



『と、とにかく、、渡した、からね』

廉は気まずそうに俯いて去ろうとする



ガヤガヤ・・・




龍『あ、やば❝帰ってきた❞ぽい(苦笑)廉さん隠れます?
(※乱闘騒ぎは御免だからね(笑))』


『ゲ…。う・・・うん』



煌『迷惑でなきゃタイミングみて俺らが送っていくから
とりあえず…~こっち、隠れよっか』

煌牙が手招きして廉をパーテーションの奥に隠した
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