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Lovers Game 〜光と影〜
第5章 強さは弱さ
『姉ちゃんは今のオレくらいの時からオレの面倒見てくれてるけど・・・勉強しろ、大学行け、とか・・・ぶっちゃけ、、もう、、うるさいっていうか、、早く自立して離れた方がいいかなって。働こうかなって』


『そうか・・・あとは?』

『え・・?』


『その❝志❞とやらは?さ・・』

『え・・と』


『じゃ次の質問な。
キミはうちがなんの仕事してて、自分はうちで何が出来ると思ってる?なんか活きる資格とかあるのか?』


『フ…フドーサン?…関係で・・・オレは・・・資格は・・・
けど・・なんでもやります。雑用でもきつくても、なんでも』


『フフッ・・・オケ、わかった』



『ぇ…じゃあ・・?』


晴人は顔を紅潮させて期待を含んで立ち上がる


『❝これ❞は…❝今は❞預かっておくよ♪』

俺は手元の書類を封筒に片した


『え・・・』


『学校なんか辞めても、学歴なくても雇ってくれる会社も働く場所も仕事も探せばあるだろうよ?考えとしては俺も同じだ。学歴や資格だけで判断はしないよ』


『・・・』



『目的も志も…覚悟も定まらないヤツに出来る仕事ってなんだ?・・学校で、家で、我慢できない事が仕事で❝なんでもできる❞って根拠はなんだ?』


『・・・~』


『キミは幸い…今は❝姉ちゃん❞が…その機会を守ってくれてるだろ?社会に出るまでの準備・勉強するには、、その残り時間はお前にはむしろ少なすぎるくらいだ』



『・・・』



『そういうことを❝勉強❞してから、もう一度おいで

その時は歓迎するし、いつでも待ってるから♪』




晴人は露骨に肩を落とした

だから俺言ったろ?…社会勉強しろってさ。
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