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私が愛した風俗の世界
第6章 新婚時代
『絶対、幸せにするよ』と言ってくれた。
お互いの事情が最初からすれ違ってゆく。
主人は私に会った頃は、世間的には
あまりよくない仕事をしていた。
辞めるのも凄く大変で全てなくしても
私との生活を選んできた。
私が求めた訳じゃないけれど、
私が主人のやり直したいきっかけを
私が知らないうちにあたえていた……
主人は家族を守りたいために、必死で
働いていた。朝6時ぐらいに出て行って
早くても23時ぐらいに帰ってくる毎日。
私は子育てに疲れて、主人も手伝いたいけれど
できなくて、私達はすれ違っていく。
話す時間もなく、私は相談とかも
できなくなっていった。