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寝取られの向こう側
第9章 疎外感の中での充実
私は車に乗って100m程走ります。

その後を日光浴を楽しむかのように急ぐ
事も無く優雅に歩いて来る陽子でした。

肌が汗ばんで光ってます。

私は夢中でデジカメのシャッターを
押しました。

前方の遠くに自転車が2台見えました。

競い合うようにこちらに向かって来て
います。

車までたどり着いた陽子は
車のドアを開けて身を隠しました。

彼らが通り過ぎた後、また歩き出します。

今度は車の前に出て車から遠ざかって
行きます。

人に出逢ったので、もうこの露出は
止めるのかと思いましたが、妻はまだ
続けるつもりのようです。

以前の妻からは考えられないほどの変化
です。

そして、それはどんどん過激な方へ
向かっているように思われました。
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