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第22章 再会

スキンヘッドでやや上を向く
亜希子さんです。

目を瞑りました。
持参したジェルを眉に塗ります。

T字型剃刀で丁寧に
右眉を剃り落としました。

私「どんな気分ですか？亜希子さん」

亜「昇華していくような
気持になっています」

私「そうです。
女性として更なる高みに立つのです。
あなたは」

右眉を剃り落とし左眉に取り掛かりました。

左眉も剃り落としウエットティッシュで
両方の眉があった辺りを拭います。

眉無しスキンヘッド美人の誕生の瞬間が
訪れました。

私「素晴らしい。
邪念が一切ない。
研ぎ澄まされた美しさです。
どうですか三上さん？」