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本日も…。
第6章 ツボを知る男…。
まあ仕方ないわね…。


それより早くこの痛みを和らげてもらわないと…。

春奈は
男性の施術師に導かれて
施術室の個室に入った。


『今日は首…。…寝違いですか?』
と施術師は春奈に
問診票に目を落としてあと
人懐っこい笑顔で
問いかけた。

年齢は40代前半だろうか…
なんだか人の良さそうなかたでよかった。

春奈は少し安心してから
施術師の胸のネームプレートに
目をやった。


【岡島ハルト】とネームプレートには書かれていた。

『岡島さんっておっしゃるんですね。』
と春奈は施術師に尋ねた。
そして
続けて
『どうしてお名前の方だけは、カタカナなんですか?』
と素朴な疑問を投げかけた。


岡島は
『あっ…。実は私はこう見えて、父がミキシコ人で、ハルトというのは、ミキシコの言葉で【テクニシャン】みたいな意味があるんですよ。』
と笑顔で答えた…。


『へぇ~。知りませんでした!スゴい…。』
春奈が目を丸くして
岡島に言うと…

『はい。嘘です! ほんとは遥音って書いて、ハルトって読むやっかいな名前なんです。だから、初対面でハルトって読んでくれた人はいないので、カタカナにしてるだけですよ。念のため父も母も日本人ですよ(笑)』
と岡島は悪戯っぽく本当のことを
春菜に伝えた。


『うふっ…面白い人ですね』
と春奈

『いやいや失礼しました。僕が男性なんで、きっと佃さんも緊張されてると思って… 変すぎる冗談を言ってしまいました。 でも、どこの親に、子供にテクニシャンという意味の名前をつける人いるんですかね(笑)』

春奈は緊張がほどけたのを実感した…。
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