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第2章 ドジすぎる男の子…。

すると…！

春奈の目の前には……。


修理中の換気扇を抱き抱えるようにして
便座に腰がどっぷりとはまってしまい
まるで
仰向けにされて動けなくなった感じの亀みたいに
じたばたともがいている
修理の業者の男の子の姿が飛び込んできた！



人間は気の毒すぎて
笑っては決してダメな場面に遭遇したとき
時として
笑ってはダメ！という
良心のブレーキが逆に
アクセルみたいな働きをしてしまうことがある…。


キャーっ！
やだもう！
何してるのぉ～！
あはっ(笑)
あははっ(笑)

春奈は申し訳ないと思いながらも
その光景を目の当たりにして
お腹を抱えて笑ってしまった。