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本日も…。
第2章 ドジすぎる男の子…。
『……あの。すみません。』



申し訳なさげに
その若い修理業者の男の子は
春奈に消え入りそうな声で謝った。


彼は
脚立に乗っかり
トイレの天井の換気扇の修理をいったん終えて
作動するかどうかを確認しようとして
脚立から落下。

その弾みで
便座をあげた状態にしてた
便器上に腰から落ちて
便器から抜け出せなくなってしまったのだ。


作業着のズボンのお尻部分は
便器の水でビショビショになり…。




幸いなことに
怪我はなかったし
換気扇も無事になおったのでまあよしだが…


ズボンのお尻部分が
ずぶ濡れになった
業者の男の子をそのまま帰すには
あまりにも気の毒だったので
春奈はドライヤーで
濡れたズボンを乾かしてあげていた。

業者の男の子は
リビングの片隅で
腰にバスタオルを巻き付けて
小さくなっていた。




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