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本日も…。
第3章 中年男子…。
『ハルじゃないの? なんか久しぶりだね。』


その声は…
そう!
達也のはず!
やん!久しぶりだよね!


私は
今では由梨の旦那さんになってる
昔の彼…
達也だと確信して声のするほうに振り向いた。


………!あれ?
…………??
違う…
達也じゃなかった…。

でも
私をハルと呼んでいたのは達也だけだったし…。


………あれ?

……………目尻にある
泣きボクロは…

…………ーーー!
えっ嘘。でも………


私は勇気をもって尋ねた。

『あれっ。達也だよ…ね?』



そう尋ねた私は
心のどこかで『違うよ~!』と
答えてもらいたかったが
その願いは
ことごとく崩れ去った。


『いやぁ…。やっぱり分かんなかったか(笑) 俺さ、メチャ太っちゃってさ! しかも、頭まで薄くなっちゃって!!』



………達也は
当時とは全然変わり果てた姿になっていた。


おそらくは
100キロ近くあるんじゃないかと思われる
巨体となり
しかも
まるで太ったカッパみたいに
登頂部だけがハゲている………。

悪夢をみてる?私…

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