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11時間空の旅
第13章 ☆到着済み
着いたところは空港内のホテル。
カウンターで彼がカギを受け取り、
一緒にエレベーターに乗る。
エレベーターから降りると彼は部屋の前で扉を開けて待っていてくれる。
「どうぞ」
「あ、すみません」
部屋に入ると、大きな窓からは空港が見渡せる、飛行機も見える。
(いい眺め。空港っていいな・・)
(でも、私知らない人についてきちゃったよ・・・)
勢いでついてきてしまったことや、機内での熱いキスを思い出して
はずかしいのと、不安で、体が震えてしまった。
後ろから彼の長い両腕にぎゅっと抱きしめられた。
「大丈夫?怖いの?」
「大丈夫じゃないです」
「そうだったね。ごめん。なにが大丈夫じゃないのか思ってること聞かせてくれる?僕も話すから」
「えっと、えっと、、、、」
彼はおでこにキスしてくれた。
「あの、あなたの事を何も知らないし
でも、でも、一緒に・・いたくて」
「びっくりしないで聞いてほしいんだけど、僕は、君の事が好きだよ。飛行機に乗る前から気になっていたんだ。気になってたなんて言い方じゃ、また不安にさせちゃうかな?」
「え?」
「一目ぼれしたんだ。君に」
「はぁ・・・・」
「だから、君の席の近くに座りたかったから席も変えてもらった」
「ほんとに?」
「機内で見ていたら、本当にかわいくて、つい手を出してしまった。
どうしたら、この後も会えるのか、考えていたよ」
「え?信じられない・・」
「だから、飛行機の中ですきって言ったでしょ?」
「う・・ん」
「そうしたら、君もすきって言ってくれた。
うそかもしれないし、あのときだけかもしれなかったけど、すごくうれしかった」
「うん」
「本当に好きになっちゃったんだ。何も知らないって思うかもしれないけれど」
(確かにそうだよね・・・・)
「君とのキスも忘れられない。
今は何も知らないけど、これからいっぱい知っていく。全部知りたい。こんな始まり方だけど、
僕とつきあってもらえませんか??」
「え?」
カウンターで彼がカギを受け取り、
一緒にエレベーターに乗る。
エレベーターから降りると彼は部屋の前で扉を開けて待っていてくれる。
「どうぞ」
「あ、すみません」
部屋に入ると、大きな窓からは空港が見渡せる、飛行機も見える。
(いい眺め。空港っていいな・・)
(でも、私知らない人についてきちゃったよ・・・)
勢いでついてきてしまったことや、機内での熱いキスを思い出して
はずかしいのと、不安で、体が震えてしまった。
後ろから彼の長い両腕にぎゅっと抱きしめられた。
「大丈夫?怖いの?」
「大丈夫じゃないです」
「そうだったね。ごめん。なにが大丈夫じゃないのか思ってること聞かせてくれる?僕も話すから」
「えっと、えっと、、、、」
彼はおでこにキスしてくれた。
「あの、あなたの事を何も知らないし
でも、でも、一緒に・・いたくて」
「びっくりしないで聞いてほしいんだけど、僕は、君の事が好きだよ。飛行機に乗る前から気になっていたんだ。気になってたなんて言い方じゃ、また不安にさせちゃうかな?」
「え?」
「一目ぼれしたんだ。君に」
「はぁ・・・・」
「だから、君の席の近くに座りたかったから席も変えてもらった」
「ほんとに?」
「機内で見ていたら、本当にかわいくて、つい手を出してしまった。
どうしたら、この後も会えるのか、考えていたよ」
「え?信じられない・・」
「だから、飛行機の中ですきって言ったでしょ?」
「う・・ん」
「そうしたら、君もすきって言ってくれた。
うそかもしれないし、あのときだけかもしれなかったけど、すごくうれしかった」
「うん」
「本当に好きになっちゃったんだ。何も知らないって思うかもしれないけれど」
(確かにそうだよね・・・・)
「君とのキスも忘れられない。
今は何も知らないけど、これからいっぱい知っていく。全部知りたい。こんな始まり方だけど、
僕とつきあってもらえませんか??」
「え?」