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第39章 もしかして、夢を見ているのか？

彩香「･････」

真は、彩香のだんまりに、焦っていた。

「彩香ぁ～！俺を捨てるなよ？」

泣きそうになっていた。

「わっ！又熱が出てきたみたいだ？

彩香が、俺の事苛めるから、

熱が出てきたんだ。」情けない声で

呟いた。

聖夜「お前、どれだけ彩香ちゃんに

甘えるんだよ。お前が、騒ぐからだろ？

おとなしく寝てろ。」

彩香「聖夜さん、真を悪く言わないで下さい。

私が、悪いんですから、真、大丈夫？

どこにも行かない。真のそばにいるから、

心配しないで、早く元気になってね」

ベッドに寝ている真を抱き締めた。

真は、聖夜の顔を見て、あっかんべーって

舌を出した。

聖夜「明日、様子見て、良ければ

明後日退院していいから、

それまで、おとなしくしておけよ。」

真「明日、良ければ、明日退院だろ？」

聖夜「ダメだ！お前、無理するだろ？

少しは、自分の体を労れよ。」