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第39章 もしかして、夢を見ているのか？

「彩香、誰に謝ってるの？」

「遼太だよ？」

「元々遼太が悪いんだから、

彩香が謝る必要は無いと思うよ。

昔のまま仲よしなら、

今頃結婚していただろ？って思ったら

遼太には、悪いけど、

ありがとうって言いたいな？(笑)」

「そうね、彩香には遼太しか

見えてなかったから、

遼太だけを愛していたかも？」

「良かったよぉ～！俺、片想いしていたかも？

怖い！怖い！良かったーーー！」

「真、大袈裟だよ。

･････遼太どうしてるかなぁ？

おば様とおじ様

心配してるだろうなぁ？

それが、申し訳ないと思うんだよ。」

彩香は、しょんぼりしていた。

「彩香が、悪い訳じゃ無いんだから、

遼太は、もうイッパシの大人だ。

自分で解決するさ。そうじゃないと

本当の大人になれないよ。

遼太なら、大丈夫だよ。

彩香は、俺だけを見ていれば良いんだよ。」