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第39章 もしかして、夢を見ているのか？

真は、彩香のおでこ、両頬、鼻、

そして唇に甘いキスを贈った。

「愛してる」そう囁いて、抱き締めた。

彩香は、真に抱き締められると

安心できた。

真は、心のオアシスだなぁって思った。

「彩香ね？誰に抱き締められるより、

真に抱き締められると安心できるの。

愛されてるからかなぁ？

それとも、愛している人が、

抱き締めてくれてるから

落ち着くし、安心するのかなぁ？」

「彩香、それは両方じゃないかな？

愛している人に、愛されている。

愛し合ってるから、一緒にいて、

抱き締め合えたら、安心するんじゃない？

俺だって、彩香がそばにいくれるだけで

安心するよ。落ち着くし、幸せなんだ。

違う意味では、ドキドキするけどね？」

ウインクして、又キスした。

その時、病室をノックする音が聞こえた。

「イチャイチャできるほど、

元気になったのか？」