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第39章 もしかして、夢を見ているのか？

真「親父」

彩香「お父さん」

父「彩香ちゃん、ご苦労様。

バカ息子が、世話かけて、心配させたね。」

「お父さん、真は、バカじゃないですよ。

ただの甘えん坊さんなだけですよ(笑)」

「ハハハ、甘えん坊さんか？

真も、彩香ちゃんにかかったら、台無しだな？」

「親父、そんなに笑うなよ。

彩香にだけ、甘えん坊さんなのは認める。

彩香にだけだ！悪いかよ？」

「彩香ちゃん、この甘えん坊を

よろしくお願いします。」

「お父さん、こちらこそ

よろしくお願いします。」

「真、彩香ちゃん戻ってきてくれて、

良かったな。」

「あぁ、心配かけたな。」

「親だからな、心配するのは当たり前だ。」

「親父、ありがとう。」

「彩香ちゃん、一緒に食べようと思って、

晩御飯、仕出しのお弁当持ってきたんだけど、

真は、病院のご飯出るだろ？」