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第39章 もしかして、夢を見ているのか？

「何が大丈夫なんだ？」

「警視総監が、動いてるんだ。

でも、それより、もっと大物が

裏で動いてくれている。」

「誰だ？」

「分からないのか？

お前の事を可愛がっていて、

彩香ちゃんの事も可愛くて仕方ない。

心配してくれている大物だよ？

そこまで言えば分かるだろ？」

「あの、菫さんですか？」

「流石、彩香ちゃんの方が冴えてる！

隼人くんが、菫さんに相談してくれて、

御触れを出してくれたんだよ。

彼女の力は、凄いからな。

今回の事件が表に出ることはまず無い。

ネットとかで、出る事は

あるかも知れないけど、

ほおっておけば良いよ。

彩香ちゃんの心が心配だけど、

会社としては、なんて事ない。

心配しなくて良いからね。

彩香ちゃんは、真を信じて

一緒の道を歩いていけば良い。

一緒に会社を大きくしていってほしい。

真の支えになってやってくれないか？」