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第39章 もしかして、夢を見ているのか？

「お父さん、私仕事が立て込んでます。

こんなに休んでしまったし、忙しくなります。

落ち着いてからで良いですか？」

「まだまだ、お預けされそうだよ(笑)」

「まぁ良いじゃないか？

どうせ、一緒に暮らしてるんだから、

変わらないだろ？楽しみに待ってるよ。

そろそろ帰るよ。

彩香ちゃん、甘えん坊の息子を

よろしく頼みます。」

「はい。お父さん、

気を付けて帰ってください。

家に帰られたら、お電話頂けませんか？

心配なので」

「彩香ちゃんの携帯教えてくれる？」

「あっ！そうですね。

私にも、お父さんの教えてください。」

二人は、携帯番号を交換した。

お父さんは、嬉しそうに帰っていった。

「真は、良いお父さんがいて、幸せね？」

「俺のお父さんなんだから、

彩香のお父さんだろ？だったら、

彩香も良いお父さんがいるって事だろ？」