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第41章 病室で二人は

彩香「うん。ごめんね。

心配かけてごめんね。

彩香だって、ずっと一人で

生きていくつもりだったよ。」

真「彩香は、赤ちゃんと

生きていくつもりだったんだろ？

俺だけ除け者にして？」

「ごめんなさい･･･

ううぅ～赤ちゃん･･･」

真は、しまった！って思った。

赤ちゃんの話は禁句だった！

親父さん「赤ちゃんがどうしたんだ？」

真「親父、できてなかったんだよ。

彩香、赤ちゃんに会いたかったんだよな？

残念だったけど、まだまだこれからだよ。

いつか、彩香と俺の元にも、

赤ちゃんが授かるよ。

今回は、まだ、その時じゃ無かっただけだよ。」

彩香を抱き締めて、よしよし頭を撫でた。

親父さん「彩香ちゃん、残念だったけど、

今は、彩香ちゃんも傷ついてるし、

元気な時の方が、赤ちゃんも

すくすく育つ気がするよ。

今じゃなくて良かったんだよ？」