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第41章 病室で二人は

彩香「私も、そう思います。

林の子供だと、要らぬ陰口を

叩かれるのも嫌ですし、

大きくなった子供に、

そんなことを言う人がいるかも知れませんし、

今は、妊娠していなくて

良かったと思うんですけど、

私は、自分で、林の子供では無いことを

分かっているので、

妊娠しているなら、真の赤ちゃんです。

真の赤ちゃんに、会えるのを楽しみに･･･」

そこまで言って、彩香は、泣き崩れた。

真「もう良いから、分かってるよ。

彩香が、俺の子供が生まれてくるのを

楽しみにしていたこと、分かってるから、

もう話さなくて良いから、

親父も、彩香の気持ち

分かってくれてるからな？

辛かったんだよな？分かってるから」

彩香は、床に頭をつけて、

丸くなって泣いていた。