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第44章 刑事達が、やって来る

彩香は、キッチンから顔を出して

「今晩は、わざわざすみません」

谷「彩香さん、お元気そうで良かったです。

心配してたんですよ。」

彩香「ご心配お掛けして、申し訳ありません。」

山田「元気になられて何よりですよ。」

彩香「はい。ありがとうございます。

お話しするのダイニングテーブルで

よろしいですか？

ソファーの方が良いかしら？」

山田「ダイニングテーブルでいいかと思います。」

彩香「じゃあこちらにどうぞ」

真「彩香、大丈夫か？」

彩香は、小さい声で

「真？手がね？ふるえてお盆持てないの

お茶入れたんだけど、運べない。

お願いできる？」

「OK運ぶよ。一緒に話せるから、横に座るね。」

「ほんと？良かった。」

ふぅ～ため息をひとつついた。