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続おデブが愛されちゃダメですか?
第9章 彩香、柳小路邸へ
「運転手さんありがとうございました。」

「いえいえ、そんな

お礼を言っていただける程の事をしていませんから、

お気遣いなく。失礼致します。」

運転手は、頭を深々と下げてさがっていった。

彩香の乗ったエレベーターは、

30階に上っていった。扉が開くとそこに

ニコニコ笑顔の梨々香さんと、

理人さんのミチニチュワって言ったら良いのか、

そっくりの小さな可愛い男の子が立っていた。

「こんにちは理君ね?初めまして彩香です。」

恥ずかしそうに、梨々香さんの後ろに隠れて

「こんにちは」って言ってくれた。

「お利口さんですね?アッ!これお土産です。

真が、選んでくれたの。

気に入ってくれるかしら?

理君、どうぞ🎵」

パッと明るい顔で「ありがとう」

「どういたしまして🎵」

「彩香ちゃん、よく来てくれたわね。」

「迎えの車まで、お気遣いありがとうございます。

楽チンでした(笑)」
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