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第48章 『聖夜と舞のお引っ越し』の続き

「だって、困るような事ばっかり言うから、

意地悪だよ。困らせて喜んでるでしょ？

ごめんなさいって言って？

そしたら許して上げてもいいよ？」

「ごめん･･なさい･･･」

「くすくすっ」二人の話を、聞いていた。

盗み聞きしていた訳ではなく、

聞こえてきたから、思わず笑ってしまった。

「おい！笑っただろ？」

運転手「申し訳ございません。

仲がよろしくて、お幸せそうだと思いまして、

高梨さんとご一緒の時は、とても楽しそうで

お幸せそうだなぁって思いまして、

今までの専務とは、まるで別人で･･･」

「俺が、尻に敷かれてるって言いたいんだろ？」

「いえ！そんなことは･･･」

「俺は、彩香を愛してる。

それには、嘘偽りはない。

メロメロで、デレデレだ。

でも、尻には敷かれてないと思うぞ。」