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第49章 彩香と舞の女子会

「彩香ちゃん、もう真さんを置いて

出ていってはダメだよ。

真さん、死んじゃうよ。

憔悴しきった真さんの事を、

聖夜は凄く心配していたわ。

彩香ちゃんのいない生活をできるはずない。」

「私だって、真と別れては暮らせない。

山名のおじ様とおば様の家で暮らしていた時に、

痛いほど思い知らされた。

毎日会いに来てくれたけど

会ったら、気持ちが揺らぐ、

会いたくて、会いたくて

仕方なかったけれど、

だからこそ会ってはいけないと思っていたの。

でもね、やっぱり離れられなかった。

だからこうして帰ってきた。

私が、真には相応しく無いという思いが

無くなったかと言われれば、

そうとは言い切れないけど、

それよりも、一緒にいたいという

思いの方が大きくて、強い。」