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続おデブが愛されちゃダメですか?
第50章 真、彩香を守るために
社長「入りなさい。」

専務「失礼します。」

秘書達も「「「失礼します。」」」

ぞろぞろ入っていった。

社長は、自分のデスクの高級感溢れるチェアーに

深々と腰掛けていた。

専務「こちらに座りなさい。」

秘書達「「「失礼します。」」」

フカフカのソファーに並んで座った。

迎え側のソファーに専務が座って、

「単刀直入に聞くんだが、

さっき君達は仲が良いって言ってたけど、

だったら、どうして喧嘩していたんだ?」

山崎恵「喧嘩ですか?」

専務「そうだよ。私が出掛ける時、

高梨さんが玄関ホールで待っていただろ?」

三人は、『あのおデブ、チクったのね?』

心のなかで思っていた。

山崎恵「喧嘩なんてしていませんけど」

専務「そうなのか?

君達が、般若のような怖い顔で

言いあいをしていたと、

運転手が見ていて、

怖かったと言っていたんだが、

違うのか?」
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