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第50章 真、彩香を守るために

「彩香、ごめん。彩香も寂しいよな。ごめん」

「本当に、そう思ってる？」

「思ってるよ。ごめん。許して？」

「分かったから、良いよ。お仕事頑張って

待ってるからね？じゃあね」

電話を切った。

聖夜「彩香ちゃん、真何だって？」

彩香「帰るの７時頃になるそうです。

聖夜さんも来てるんだよ。って言ったら、

『俺だけ除け者かよ。』って拗ねてました。」

聖夜「アイツ、本当に彩香ちゃんに惚れてるな。」

彩香「ふふふ。

『聖夜さんに気をつけろよ。』って

言うんですよ。笑っちゃいました。

本気だから怖いです(笑)」

聖夜「マジか？アイツ」

舞「真さん、彩香ちゃんの事が、

心配で仕方ないのね？

それだけ愛されてたら、

怖いもの無いよ。

彩香ちゃんの事は、

ちゃんと真さんが守ってくれる。

安心して、ドンと構えてたら良いと思うよ。」