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続おデブが愛されちゃダメですか?
第50章 真、彩香を守るために
彩香「そう?それなら良いけど、

じゃあ、生姜とニンニク

みじん切りしてもらおうかな?」

舞「はい。何に使うの?」

彩香「麻婆那須だよ。那須があったから、

麻婆那須にしようと思ったの。」

舞「麻婆豆腐じゃないのね?」

彩香「今日は、麻婆那須だよ。

麻婆豆腐と、麻婆白菜も作るけど、

今日は麻婆那須にしたの。」

舞が覚束無い手で、包丁を握り

みじん切りを始めた。

舞「聖夜、見ないで!恥ずかしいよ。

実家でも、全然お手伝いしなかったから、

下手なんだよ。前途多難だよ」

シュンっとしていた。

聖夜「彩香ちゃんは、独り暮らしが長いから

ずっと自分で作ってたんだよね?

舞は、お母さんに作ってもらってたんだろ、

仕方ないよ。」

彩香「舞ちゃん、私は、

母が家庭的な人じゃなかったから

小学生の時には、パパと食べるご飯

作ってたから、年期が入ってるんだよ(笑)」
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