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続おデブが愛されちゃダメですか?
第50章 真、彩香を守るために
真「だだいま。」

彩香は、真の胸に飛び込んだ。

「お帰りなさい。あぁ~真の匂いだ。

会いたかった。会いたかった。」

「彩香、顔見せて?」

彩香は、顔を上げて真を見つめた。

瞳が涙でキラキラ光っていた。

「彩香?大丈夫?」瞼にキスして尋ねた。

「嬉しくて、ホッとしたら、涙が出ちゃった。

舞ちゃんがいてくれたから、

楽しかったんだけど、やっぱり、

ここは真と一緒にいる場所なんだなぁって

思ったの。真を一人にして、

山名のおじ様とおば様の家に

逃げちゃったりしたの、

悪かったなぁって思った。

彩香も寂しかったけど、

真は、彩香より寂しかったんだろうと思った。

朝、彩香が先に起きたら、

大騒ぎする気持ちが、やっと分かった。

ごめんね真。

明日から、ちゃんと声かけるね。

真、もっとギュッして?」

真「彩香の『ギュッして』って言うの

俺、好きなんだよなぁ」

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