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第51章 真と彩香、これからについて

彩香は、涙が溢れてきて、

止まらなくなっていた。

「人それぞれ、色んな容姿があって、

好みも違うだろ？

から揚げが好きな人もいれば。

嫌いな人もいるだろ？

ラーメンが好きな人もいれば。

うどんが好きな人もいる。

それと同じように、

痩せた人が好きな人もいれば、

太ったぽっちゃりさんが好きな人もいる。

大きなおっぱいが好きな人もいれば、

小さい方が好きな人もいるだろ？

人それぞれなんだよ。

人の好みを、兎や角言う権利は誰にも無い。

色んな人がいるんだから、

色んな好みがあって良いと思わないか？

俺は、人が何と言おうと、

彩香を世界一素敵な女性だと思ってるよ。

俺が心底惚れてるんだから、

何か問題あるのか？」

彩香は、振り返り真に抱きついて

わんわん泣いていた。

「俺の方が惚れたんだから、

彩香が、兎や角言われるのは

おかしいだろ？」