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第51章 真と彩香、これからについて

「独身の女子社員は、

専務を射止めるのは誰か？

できれば、それが自分ならと、

躍起になっていた。

仕事もできて、綺麗な人なら

諦められるけど、彩香のように、

おデブで、醜い女に

憧れの専務を取られたとなっては、

自分のプライドが許せなかったんだと思うの。」

「彩香、本当に怒るよ？

いつも言ってるよね？

彩香本人でも、彩香の悪口は許さないよ。

俺を侮辱することになる。

俺は、おかしいのか？変なのか？

俺の愛する彩香の悪口は許さない！

彩香は、世界一綺麗だって言ってるだろ？

誰が何を言おうと、俺の世界一は彩香だ。」

泣きじゃくる彩香のおでこに、頬に

そして唇に、キスの雨を降らせた。

チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、チュッ

「彩香、愛してる」チュッ

「真、ありがとう。彩香も愛してるよ。」

二人は、濃厚なディープキスを始めた。