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第51章 真と彩香、これからについて

「本当？彩香だけ？

彩香も、真だけだって分かってくれてる？」

「当たり前だろ？俺達は、互いに愛し合ってる。

互いにだけ欲情するんだろ？

彩香を疑った訳ではなくて、

こんな素晴らしい彩香を抱いたら

離れられなくなるに決まってるよなぁ～？って

思っただけだよ。それが、

彩香が他の男に抱かれると

思っていった訳じゃないんだよ。

一般論だよ。彩香がバージンだったのは

分かってるし、俺以外に触れられただけで

気持ち悪くなったり、する彩香が

他の男に抱かれるはず無いよ。

ちゃんと分かってるから、泣かないで？」

「本当？信じてくれてる？」

「勿論だよ。彩香、逆上せるから、

バスタブの縁に座って？」

彩香は、泣きながらバスタブの縁に座った。

「じゃあ、ギュッして？」

真は、彩香をギュッと抱き締めて

何度も、何度も「愛してる」って囁いた。