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第54章 本気のプロポーズ！

「うん。唐揚げ定食食べたい。」

「そっか(笑)

鰻は、明日夕食親父を誘って

食べに行かないか？」

「お父さんも一緒に？楽しみだね。」

「じゃあ明日は、鰻。

まだ親父には内緒だぞ。」

「そうなの？」

「そうなんだよ(笑)」

おでこにチュッってキスした。

「ダメだよぉ！誰か来たらどうするの？」

「だって、可愛すぎてキスしたくなった。

おでこくらい良いだろ？」

「ダメ！お家に帰ってからね？」

「ハハハわかったよ。仕事頑張れ」

「うん。ありがとう。」

彩香は、真が凄く心配してくれてるからこそ、

心配させてはいけないと、

強くならなければって思って

職場に戻った。自分のデスクの隣の女子社員に

「ごめんね。

酷いこと言っちゃってごめんなさい。」

って謝ってもらった。

「もういいです。」って言って

たんたんと仕事に没頭した。