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第54章 本気のプロポーズ！

彩香は、真との愛の営みに

思いを馳せていた。

「彩香？」

「彩香？」

「あ～やぁ～かぁ～！」

「へっ？」

「彩香？どうした？」

彩香は、今どこにいるのか忘れるくらい

真との愛の営みに思いを馳せていた事に、

恥ずかしくなって、頭の天辺から

湯気が出てるんじゃないかってくらい

真っ赤になっていた。

「彩香？大丈夫？」

「だっ、大丈夫だよ。」

挙動不審だった。

真は、何かピンときて、

「彩香？怪しいなぁ？」

ニタニタしながら、彩香の横に座って、

恥ずかしくて下を向いてる彩香の顎を

上に上げて、顔を覗き込んだ。

「真･･･」

彩香は、ごまかそうと

真に抱きついて、顔を見せないようにした。

「彩香？顔が見えないよ？

真っ赤な彩香も可愛いんだから、

見たいなぁ？それに、

どうして真っ赤になってるのかな？」

彩香の頭をポンポンしながら呟いた。