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第54章 本気のプロポーズ！

店長「勿論です。お好きなだけ

お手にとってご覧になって下さい。」

「真、どれが一番似合う？

どれも素敵で迷うよ。」

「迷えば良いよ。一生に一度なんだから

どれも似合うと思って選んだんだから、

彩香の好きな物にしたら良いよ。」

彩香は、こんな綺麗な大きいダイヤを

見たことなかった。

指にはめてみた。

サイズ直しをしてもらわないと

いけないけれど、

彩香のポチャポチャの太い指にも

負けないサイズのダイヤだった。

何カラットあるんだろ？

「あの？これは何カラットですか？」

店長「これは3.5カラットで、

こちらは４カラットです。

こちらは3.8カラットです。

そして、こちらがなかなか無いもので

藤堂様の婚約者様におすすめしたい

5カラットの珍しい物です。」