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第56章 記者会見

彩香は、つらつらと話続けた。

「それから、私が先に起きると

直ぐ起きて来ちゃうの。

互いに触れてないと寝れない事に

気づいたんだよね。ふふふ」

専務「彩香、ちょっと恥ずかしいぞ。

俺の甘えたがバレるだろ？」

彩香「だって、私も、同じだから

甘えたなのかなぁ？一心同体？

嬉しいから、話しちゃった。

ごめんなさい。」

専務「怒ってないよ。本当の事だからな。」

彩香「ありがとう。」

彩香を優しい眼差しで見つめて

「どういたしまして」って言ってから

宮野遙に向き直り

「私は、初めて彩香をマンションに

連れて帰ろうと思った事に、

自分でビックリしたんだよ。

いくら仲の良い友達でさえ、

自分の部屋に入れるのを嫌っていたから

誰も私のマンションに入った人はいないんだ。」