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第56章 記者会見

「そうだな。親父は泣くな(笑)

俺は、どっちでも良いけど、

彩香が良いなら、藤堂彩香になって下さい。」

「勿論そのつもりだったよ。

彩香を藤堂彩香にして下さい。」

「藤堂彩香！良い響きだ。(笑)」

「藤堂彩香に、早くなりたい。」

「彩香、幸せになろうな。」

チュッ、チュッ、チュッ

何度も角度を変えながら、

深くならないように、

啄むようなキスを繰り返した。

「ふふふ」チュッ

彩香は、嬉しくて、心も体もホッコリしていた。

「彩香、おっぱい触っちゃダメ？」

「ダメ！感じちゃうから。

仕事にならなくなる。

隼人さんのお店に行くんでしょ？

仕事片付けないと、行けなくなるよ。」

「本当は、直ぐ帰りたいんだけどなぁ」

「それは言っちゃダメでしょ？」

「彩香は、二人っきりになりたくないのか？」