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第3章 真、大騒ぎの出張！

「ヤバイ！もしもし？」

「もしもしって、出るの遅いよ！」

「悪い悪い、隼人、おはよう。」

「まったく。お前何を考えてたんだ？

彩香ちゃん困らせてるんじゃないだろうな？」

「うっせーよ！お前、人の世話を焼いてる場合か？

自分の心配しとけよ！」

「ははははは、俺はなるようになるさ。

要がいれば俺は幸せだ。」

「ハイハイ、ごちそうさま。

朝食食べ損なって腹減ってたんだわ。

お腹いっぱいにしてくれてありがとうよ(笑)」

「何で朝食抜きなんだよ？はあっはぁ～ん？

朝からやったな？お前元気だな？ハハハハハ」

「否定はしないよ！今、話せる事と、

話せない事がある。出勤の車の中だ。」

「分かったよ。ハハハハハハ

お前、本当に骨抜きにされてるな(笑)」

「煩いよ！悪いかよ？

それでお前、何時に来るんだよ？」

「何時に行けば良いんだ？」

「４時には出掛けるから、

それまでに来てくれたらいつでも良いぞ。」

「分かったよ。また連絡するよ。じゃあな」

「おぅ、また後でな」