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第60章 婚約報告『娘さんをお嫁にください。』

真「ごめん。彩香、泣かないで？

独占欲強くてごめん。

いくら親父でも、男だから

嫌って思ってしまって、

引き剥がしてしまった。ごめん。

こんな焼きもち妬き、嫌われるよな？」

彩香は、泣きながら首をブンブン振って

真に抱きついて

「嫌いになんかならないよぉ」って

叫んでいた。

「ありがとう。彩香、ありがとう。」

「愛してるもん。真だけだよぉ～

わぁーーーーん！」大泣きしだした。

「知ってるのにな？

彩香が俺だけを愛しているの

知ってるのに、焼きもち妬いて

ごめんな。泣かないで？」

父「お前、こんなに愛されてるのに

焼きもち妬くか？

もっと、どっしり構えていればよくないか？」

真「取られるとか思ってる訳じゃないんだ。

俺以外の人が、彩香に触れるのが嫌なんだ。

男とか、女とか、あまり関係ない！？

･････って事も無いか？

やっぱり、男は、特に嫌だ！

例え親父でも嫌だ！ごめん。」