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続おデブが愛されちゃダメですか?
第61章 遼太の苦悩
遼太side



居酒屋で、遼太は、ルンルンしていた。

ニコニコしながら、

『何が食べたいか?』

『どんなものが好きなのか?』

『嫌いなものは何かあるのか?』

『何を飲む?』

少しでも楽しんでほしかった。

だからといって、気を使っていた訳ではなくて

世話を役のが楽しくて仕方なかった。

安い居酒屋だったけど

どれも美味しくて、学生時代から

よく来ていた居酒屋で

何を注文してもハズレがなかったから

彼女が食べたいと言う品を次々注文し

椿「美味し~い!」って

満面の笑顔で、食べてくれて

遼太も、パクパクいっぱい食べて

二人はお酒もすすんだ。

程よく酔ってきた頃に椿が切り出した。

「遼太先生?」

「こんな所で『先生』は、止めてよ?」

「そうですね」

「デートなんだから、敬語もやめてほしい。」

「今日は、デートなんですか?」
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