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第63章 真と彩香、いよいよ結婚へ

真は、遼太に、真と彩香の間に

入り込む隙間が無いことを

見せつけたかったのだ。

遼太に彩香を取られるとは、

爪の先程も思ってはいないのだけど、

彩香の事を、厭らしい目で見ている事も嫌だった。

彩香の裸を想像して、

ひとりエッチをされるのも嫌だった。

遼太のひとりエッチのおかずにされるのが

嫌で仕方なかった。彩香をエロい目で見て良いのは

自分だけだと、知らしめたかった。

真の独占欲だった。

彩香も、遼太には幸せになってもらいたくて

彩香には、遼太を幸せにする事は出来ないから

早く彩香の事を忘れて、本当のパートナーを

探して欲しいと思っていたから、

わざと遼太に、

真とイチャイチャしているところを

見せつけていたのだった。