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第63章 真と彩香、いよいよ結婚へ

彩香「へっ？入籍した日でしょ？」

「そうだね。入籍した日だね。

じゃあ、今日は結婚した日って事だろ？」

「そうよ。結婚した日よ。」

「じゃあ、今晩は何？」

「今晩？何？」彩香は、一生懸命考えた。

「･･･アッ！新婚初夜？」

「そうだよ。わかってるじゃないか？

大切な、初めての夜だろ？

親父だってわかってるさ。

邪魔したいとは思わないよ。

親父は親父で、遊んでると思うぞ。

親父の事を考えないで、俺の事だけ考えてよ。

悲しいよ。初夜なのに、親父の心配してよ

スッゴい傷ついた。泣きそうだよ。」

「ごめんなさい。大切な真のお父さんだから、

家族になったのに、お父さんだけ一人にしたら

いけない気がしたの。真との時間は

彩香にとって一番大切な時間だよ。

毎日愛してくれてるし、抱き合ってるから

今日は、お父さんと、

一緒に過ごした方が良いのかと思ったの。

ごめんなさい。真のして欲しいこと

何でもしてあげるから許して？」