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続おデブが愛されちゃダメですか?
第11章 彩香と要、いざ長谷川邸へ
『私は、どこも変ではありません!』って

怒ってました。」

「君がよく落ち込んでるみたいだと、

みんなも、心配してるんだよ?って言ったら、

少しの間黙ってましたが、

『ご心配おかけして申し訳ございません。

大丈夫ですから』って笑って

事務室を出ていきました。

それ以上何も言えませんでした。

あまり言うのも逆によくないと思いまして、

今日は帰って来たんですけど、

どうすれば良いか考えていたところです。」

真は、電話をスピーカーフォンにしていたので、

話を彩香も聞いていた。とうとう彩香は、

泣き出してしまった。

菫が彩香の背中を摩ってやっていた。

「高梨さん、聞いてるんですか?大丈夫ですか?」

「あぁ、聞いてるけど、大丈夫だ。心配ない。

何か考えないといけないな?

できるだけ、二人っきりにはさせないように

心掛けてくれ。みんなにも、伝えてくれ。」
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