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第11章 彩香と要、いざ長谷川邸へ

岸部「分かりました。

みんな高梨さんの事を心配してるので、

できる限り目を光らせるよう、

みんなにも話しておきます。」

「今日は、休みなのにご苦労様

遅くにすまなかったね？

また相談すると思うのでよろしく頼む。

じゃあおやすみ」

「はい。わかりました。おやすみなさい。

高梨さんもおやすみ」

彩香は、小さい声で「おやすみなさい」って

やっとのことで呟いた。

真が、電話を切った途端に彩香は、大泣きした。

真が、彩香の肩を触ると真の胸に飛び込んだ。

「真ぉ～彩香どうしたらいいの？怖いよぉ～

わぁ～んスッスッスッふぇ～ん」

真は、彩香を抱き締めながら

「大丈夫。俺が守るから、泣かないで？

アイツは真面目な奴だ。

彩香に何かするとは考えられない。

ただ彩香に恋をしているだけだと思う。」