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続おデブが愛されちゃダメですか?
第12章 長い一日が終わり、やっと二人っきりになれたら燃えるよね?
彩香は、自分を分かっていた。

小柄で華奢な女性なら、ここで倒れても

御姫様抱っこしてもらえるけど、

真がいくら細マッチョで、筋肉質でも、

彩香の体重を御姫様抱っこするのは

不可能な話だ。だから、もうこれで止めないと、

歩けなくなる。迷惑をかける事になる。

「真、これ以上は無理!歩けなくなる」(涙)

「彩香の一人くらい抱っこできるよ(笑)」

「無理!無理!無理!無理!無理!無理!無理!

真、無理だよぉ~!私、重いもん!」(涙)

「彩香?もしかして、俺をバカにしてる?」

「バカになんかしてないよぉ」(涙)

な・な・なんと!軽々彩香を抱き上げた!

「どうですか?姫、

御姫様抱っこされた気持ち?

彩香、扉開けて?手を離すと落とすよ」

大変!真が倒れたら、早く下ろしてもらわないと!

片手は真の首に回して、片手で扉を開けた。
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