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第15章 大阪のショールームに･･･

彩香のレイアウトを採用した製品の

売り上げが上がっている事から、

実力が、有るのは分かっていたから、

リスペクトしている社員が多いようだ。

彩香が、インテリアコーディネイターとして

信頼されてきている事で、又一歩婚約者への道が

ひらけた気がする真だった。

彩香が、みんなに、藤堂インテリア専務の

パートナーであることを納得される仕事ができれば、

嫌がらせをされる事も無いだろうと、

真は思っていた。

仕事が出来ようが、出来まいが、

真が、結婚したいのは彩香ただ一人！

他に代わる人はいない！

でも、彩香に災いが降りかからないに

越したことはないから、

みんなから尊敬される大きな仕事の成功が

近道で有ると考える真だった。