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第20章 大阪最後の夜

彩香は、思わず口にしていた。

「おっぱい舐めて？」真のエロい舌を見ていたら、

言わずにはおれなかった。

やはり、彩香自身もエロいと

認めなければいけないかなぁ？何て思った。

何でもいい、エロくても、エロくなくても

彩香は、真に抱かれている時が

一番幸せだったからだ。一人で生きてきた。

幸せだなんて、思ったことも無かった。

自分の幸せについて考える事さえ無かった。

父の死と一緒に彩香の幸せも死んだと思っていた。

それが、真に抱かれている時は、幸せだと思えた。

『パパ、彩香は、真に出会えて、

愛し合って幸せだよ。今は、幸せだから

心配しないでね？』天国のパパに心で伝えた。

林課長の事は、パパが心配するから、云えない。

パパは、天国から見ているんだから、ばれてるのに

内緒にしていても、仕方ないのにね？