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第21章 真と彩香、要、山名弁護士親子と作戦会議？

「藤堂様、今２０代後半か、３０代前半かだと

思われる男性の方が

どうも着けてきていたようなんですが、

藤堂様は、何階に住んでるのかを

聞いてこられました。」

「･･･ありがとう。監視カメラ見せてもらえる？

勿論映ってるよね？」

「はい。撮れてる筈です。

今、降りてこられますか？」

「いや、２時頃来る、渡辺と山名さんと

一緒に見るから、ダビングしておいてくれるかな？」

「分かりました。調べてみて、映っていましたら

ダビングしてお持ちします。」

「煩わせて悪いね？よろしく頼みます。」

「いえ、そんな事くらいお安いご用です。

何なりとお申し付け下さい。では、後程」

林コンシェルジュは、挨拶をして電話を切った。

「真？何かあったの？」

「何か、不審者情報だよ。」

彩香は、ガタガタ震えだした。

自分で、自分を抱き締めて「林課長？」