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第21章 真と彩香、要、山名弁護士親子と作戦会議？

目覚めた彩香の瞳には、涙が溢れていた。

真の顔を見たつけると、飛び起き抱きついて

「真ぉ～！怖かったよぉ～！うぇ～ん

うぅーーーーーぅ、そばにいて！離さないで！

嫌だよ。真のそばが良いよ。真じゃないとやだ！」

ガタガタ、ガタガタ、震えていた。

「彩香、俺は彩香を離さない！そばにいるから

心配するな！」

「うぅ～うっうっうっ真ぉ～寒い！」

ガタガタ、ガタガタ怖くて震えているのかと

思ったら、寒くて震えてるようだった。

真は、スマホで電話をかけた。

るるるるるぅ～

「もしもし桐生です。真か？」

「あぁ、そうだ！」

「帰ってきてるのか？それとも大阪からか？

明日だよな？帰ってくるの？」

「まぁな、色々あってな、今日帰ってきたんだよ。」

「そうか、それで何か用か？」

「悪いけど、誰か内科の医者、

マンションによこしてくれないか？

できたら女医が良いんだけど」