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第27章 林を追い詰める為に

「どう考えても、おかしいんです。

私と暮らしてる彩香が、

林の所に泊まりに行ってるはず無いんです。

私のベッドで、いつも一緒に寝ていますから、

あり得ません。それを話すと、林は、

パニクっていました。

嘘をついてる感じでは無かったです。

だからと言って、彩香が嘘をついてると

考えるのも無理があります。

私は、林が妄想の世界に入ってるんじゃないかと

思いました。奴は、異常者だと思います。

私達は、彩香が怖がっていたので、

一日おいて、次の日に帰ってきました。

林は、てっきり前日にこちらに帰ったと思ってたら、

どこかで私達を監視していたようで、

あっ！ちょっと待ってください。」

真は、監視カメラの映像を刑事達に見せた。

「これを見ていただいたら分かるかと思いますが、

行動が異常だと思いませんか？」