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第6章 生き別れの妹姉だったりして？双子？？

「岡崎舞です。今年〇〇看護大学を卒業しました。

履歴書と、看護師免許書の写しです。」

「へぇー、そんなの持ってたのね？」

「いつも持ち歩いてるんです。

いつでも面接行けるように、持っていたら、

役に立つかも分からないでしょ？」

「この大学なら、うちにたくさん受けに来たよ。

君は、どうして来なかったの？」

舞は、恥ずかしそうに話し出した。

「私、こんな体型ですから、看護師として

なかなか採用してもらえないというのか、

桐生総合病院のような大病院には、

受ける事もさせて貰えなかったんです。

どうせ合格しないからと言われて、結局

どこにも合格できずに卒業してしまいました。」

「ふぅ～ん、そうなんだ！ちょっと待ってね」

聖夜は、どこかに電話をかけ出した。

ルルルルルゥ～～

「もしもし、ご無沙汰してます。

ちょっと聞きたい事が有るんですけど、

今、いいですか？」

「桐生先生、お久しぶりです。

いつもお世話になっております。

どういったご用件でしょうか？」

「そちらの大学の今年卒業した

看護師についてですが、

岡崎舞さんって女性なんですけど、分かりますか？」